実態は分からない!見栄えだけの求人広告とは?

ガテン系の職種に特化した求人を探す際、多くの人はどんな媒体を利用しますか?

例えば、スポーツ新聞の見開きページには、今でも短い3行広告が掲載されています。

これらの広告は
「即戦力募集!高給与+手当充実」
「未経験歓迎、研修完備で安心スタート!」
「週休2日で、プライベートも充実!」
「アットホームな職場で安定の定着率!」
「入社祝い金あり、すぐ稼げます!」
といった、魅力的なフレーズで目を引きます。

しかし、これらの広告の実態はどうでしょうか?

詳しく調べてみると、勤務地が北海道から沖縄までと広範囲にわたり、具体的な配属先が明記されていないことが多いです。さらに、会社名を調べてもウェブサイトが見つからず、本社の所在地すら確認できないケースがあります。

日本では、転職が伴うリスクを懸念する人が多くいます。これは、履歴書の職歴をもとに、前職での勤続年数が評価の基準となるためです。前職の厳しい労働条件を職務経歴書に記載しても、それが逆に悪い印象を与えることがあります。

職歴は将来に大きな影響を及ぼし、時間が経つにつれて転職が成功しにくくなる傾向にあります。そうした状況の中で、実態が不明瞭で誇張された表現の求人が市場に溢れているのは問題です。転職を考える際には、求人広告の甘い誘いに惑わされず、その背後にある実情を慎重に確認することが重要です。

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この記事を書いた人
広報担当:島田
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